2006/6/29 木曜日

2006年6月29日/晴れ・30℃

カテゴリー: 未分類 — zen @ 3:01:38

買うべきか、買わざるべきか・・・・
いやいや、それほど大上段に構えるほどのことでもありません。この暑さに辟易して、昨年夏の地獄のような暑さを思い出し、クーラーを設備すべきか、せざるべきか、そんなことに頭を悩ませている訳です。
公団の中高層住宅、いわゆるコンクリート造りの西洋長屋の寒暖の激しさは言語に絶するものがあります。夜中になっても、夏の太陽の直射を受けた建物は、その熱波をオーブンのように室内に放射し、安眠なんてとても覚束ない夜が延々と続きます。

いまや、クーラーなんて、安売り屋の店先に数年前のバージョンなら5万円前後で売っています。金額的には、日常の出費を多少制御すれば、それほど大変な買い物ではないはずです。
しかし、私は、極めつけのクーラー嫌い。若い頃、交通事故で頚骨に故障を受けて以来、首筋にクーラーの冷風を受けると激しい頭痛に苦しむという傾向があります。
今を去ること数十年前、職場に冷房が設備されました。ダイキン製の大型食器棚ほどもある大そうな機械でした。サーモスタットが反応して機械が運転しだすと、まるで室内で自動車がエンジンをスタートさせたかと思わせる振動と騒音を発したものでした。
猛暑の中、あの冷風に打たれる爽快感は格別でした。従って、職場の高位者が当然のように冷房機を背負うように席を取りました。今にして思えば、まるで未開人のように滑稽な話です。しかも、外歩きの営業社員が汗を滴らせて社に戻ってくると、社屋に入っただけでヒンヤリと感じられるほど室内が冷やされていなくては満足しません。だから、冷房は常に「強」のメニューで運転していました。
そんなことが数年続いて、冷房機の前に陣取る役職者たちは、次第に不調を訴えるようになりました。私は、幸いにも、頚椎の故障が速やかに反応して頭痛を来たしていたし、大体、あの機械臭い風が大嫌いだったので、はじめから冷房機の前の席を避けていましので、所謂サラリーマンの冷房病ラッシュからは逃れられました。
今でも、冷房がきいた電車やバスに乗るのが苦手です。自分の車でも、余程のことがなければクーラーをつけることはありません。
しかし、しかし・・・あの、汗の水溜りのようなベッドで、呻きながらのたうつ半醒半睡の真夜中の苦痛を思うと、今年こそは小さなクーラーを設備しようかという誘惑に駆られます。何も、涼しく感じるほど室温を下げなくてもいいのです。せめて、暑苦しさを感じない程度になれば。
クーラーを常用されている方々によれば、昨今のクーラーは、昔のように冷風を吹き付けて強制的に室温を下げるというような仕組みではないとのことです。それに、室温だけでなく、湿度の調整は健康的にも快適で有益なのだそうです。でも、基本の基本は、今も昔も冷風を噴射して、反自然的に気温を操作しようということでしょう。どうも、その辺りが、頭痛だけではなく、私をクーラー嫌いにさせる大きな要因なのかも知れません。
本来であれば、私の住む藤沢善行地区は、航空機の往来航路にあたっていて、騒音対策として窓が開けられないという事情でクーラー設置の補助が受けられるらしいのです。しかし、ほんの少し調べただけで、補助を受ける資格証明の煩雑さに辟易として補助を放棄しました。
さてさてどうしたものでしょう。高額ではないとはいえ、経済的にだって決してその出費は軽微ではありません。
しかも、今まで収入の少なさに応じて免除されていた諸税が一度に納税義務を生じ、国民健康保険料が激増し、加えて、微小ですが年金が漸減しています。このたびの行政改革で生じた「受益者の公平負担」という理念によって、高齢者や低所得者を保護するという制度が撤廃されたせいです。他に収入の道のない弱者には、何とも酷い世の中になったものです。小泉さんは、「高齢者の方にも、円滑な福祉行政の運営のため、ホンの少し負担をしていただくことに・・・」とのことです。ホンの少し?まったく、もう~、冗談じゃありません!
こんなことをぼやいていても埒があきません。暑い日には、せめて海岸やマリーナに出掛け、思いっ切りいい汗をかいてくることにしています。そういう意味では、前回にお知らせした『セィラビリテー江ノ島』でのヨットのボランティア活動は、私にとって最高のストレス発散の場となっています。
大好きな湘南の海で、気の合った仲間たちと共に真夏の陽光を浴びて汗をかく・・・考えてみれば、とてもとても幸せなことなんですね。

© Copyright 2012 Zen T. Nishikubo. All rights reserved.